以下の記事は、ワールドトリガー 16巻までのネタバレを含みます。
こんにちは!しろやぎです。
現在休載中のワールドトリガー ですが、多くの伏線を残しています。
その一つが、「ガロプラは再びミデンに来るのか?」ということ。
これに関しては、掲示板やtwitter等でアツイ論争が巻き起こりました。
様々な説を検証した結果、厳選した3つの主張をまとめました。
目次
そもそも、ガロプラはどうなっていたんだっけ?
ワールドトリガーのストーリーを忘れてしまった方のために、ガロプラ編のラストシーンを。
ミデンにボロ負けし、全員ベイルアウトした後の船内にて・・・。
ガロプラの今回の敗因は、レギーの単独行動などの反省がありますが、
・自国のトリガーの性能
・目的が遠征艇の破壊である
の情報を、ミデンが事前に知っていたということでした。
では、どこから情報が漏れたのか。
捕虜であるヒュースが疑われましたが、
ヒュースは”ガロプラの遠征艇に乗りたがっていた”ので、候補から除外。
「となると あとは・・・」
と思考をめぐらすラタリコフ。
「・・・少し、考える。玄界の軌道を外れるまでまだ日があるからな。
それまでは、各自休んでくれ。」
というガトリンのセリフで、ガロプラ編は終わります。
そもそも、再登場はあるのか?
ガロプラ勢の再登場は、ほぼ100%あります。
理由は、単行本で作者の葦原先生が公言しているからです。
葦原先生のコメントからわかるのは、
・ラタリコフとレギーはボーダー側と「絡む」予定がある。
・レギーのトリガー「剣竜」(テュガテール)はこの先たぶん出て来る。
・ラタリコフは、この先そこそこ重要な役割を果たしそう。
ただし、あくまで「予定」なので、まだ決まっていないようですね。
ボーズ頭のラタリコフ、覚えておきましょう笑
ボーダーとは、敵対するか、和解するか、それとも・・・?
ここから先が推察になります。
調査の結果、主に3つの主張がにまとめられました。
説① やはり再度攻撃を仕掛けて来る。
説② ミデンと和平を結ぶ
説③ 迅が拉致される
順番に紹介します。
説①ガロプラ再襲来説
ガロプラは、何かしらの攻撃を仕掛けて来るという説です。
主な理由は
・アフトクラトルの従属国家なので、手ぶらでは帰れない。
・ロドクルーンもガロプラもジリ貧だが、近接しているもうひとつの国家と結託するのでは?
・瞬殺された剣竜(テュガテール)だけ性能が不明。レギーの名誉挽回のチャンスがあるのでは?
といった意見が多くありました。
何の成果もなしに帰還できないというのは、ガトリン隊長に同情してしまいますね。
ワールドトリガー では、あまりキャラクターの株を落としすぎないような配慮がされているので、
再戦する可能性もありますね。
説② ミデンと和平を結ぶ説
説①とは逆に、ミデンとガロプラは和解する、または完全降伏するのでは?という説です。
理由:再戦するとしたら、かなりハードルが高い
・トリオン兵は使い果たしている
・トリガーの性能がほぼ割れている
・遠征は補給がないため、長期戦になる程不利
しかし、これには否定的な意見も多く見られました。
・ガトリンは遠征部隊の隊長ではあるが、本国に戻ればガトリンより上の立場の人もいるはず。
隊長の一存では決められない。
・そもそも、ガロプラは国家の命であるマザートリガーをアフトクラトルに抑えられているため、
逆らえないのではないか?
確かに。。。和解の線はありかなと思いましたが、立場的になさそうですね。
説③ 迅が拉致される
筆者は、この説が一番有力だと思います。
主に、以下の4つの理由があります。
理由①恨みは買いたくない
・ガロプラは小規模な国家であるため、他国から恨みを買いたくない。
・市街地の壊滅や、隊員の殺害は考えにくい。
理由②「未来視」の有能っぷりが過剰に描写されている
・ガロプラ戦で、迅の「未来視のサイドエフェクト」が異常なまでに持ち上げられていた。
・ガロプラ戦での作戦の要だし、これがなかったら実際ガロプラが勝っていた。
理由③黒トリガー使い=迅(サングラスの男)にたどり着く
・ガロプラのボーダー潜入組は、迅から直接「風刃」の攻撃を受けている。
コスケロも、ブラックトリガーでないとありえない位置から同じく遠隔斬撃を受けているので、
黒トリガー使いが迅(サングラスの男)ということがわかってしまう。
④変装のトリガー 藁の兵(セルヴィトラ)の存在
・敵になりすますことができるウェンのトリガー「藁の兵」(セルヴィトラ)。
・迅に変装し、変装に気づかないボーダー隊員が未来視のSEの情報を喋ってしまうとかありえそう。
やはり迅の拉致説が一番濃厚だと思います。
拉致するかどうかは別として、未来視のサイドエフェクトは調査するはず。
ウェンのトリガーも、潜入任務にぴったりです。通り抜けフープもあるしベイルアウトもできるし。
迅さんの身に何が起きるのでしょうか?
未来はもう、動き出している・・・・。
さいごに
いかがでしたか?
ガロプラ編では、さまざまな考察がありますが、
葦原先生の考えるストーリーは、常に読者の斜め上を行ってきました。
今後、ガロプラはどのようにボーダーと絡むのか?
連載再開が待ち遠しいですね!