【アンダーカバー】ハリーポッターのダニエル・ラドクリフの今
映画 アンダーカバー ダニエル・ラグシス

映画「アンダーカバー」を見た感想です。ややネタバレあり。

人種差別をテーマにした映画(実話)

最初は、「ミッション・インポッシブル」みたいな、
アクション多めのスパイ映画だと思っていましたが、
実は人種差別をテーマにしている映画です。

深い・・・。

しかも、ストーリーは実話を基にしています。

 

人種差別が身近に感じられない、私のような日本人が観ると、

「人種差別のこと、全然わかってなかった!」

と思わされます。

あらすじ

主人公ネイトは、みんなからいじられるイケてない青年。
FBI捜査官だが、射撃は下手で、体力もない。

そんな彼が、潜入捜査官に任命されます。

理由は、「他人に共感する能力が高い」から。

人の話を聞き、理解し、同じ苦しみを
分かち合えてしまう、主人公ネイト。

しかし、潜入捜査を続けているうちに、
次第に白人至上主義思想に染まっていきます。

 

要するに、

「お前は人の気持ちよくわかるやつだから、明日から潜入捜査官な!」

って言われたから、潜入捜査していたら、

「あれ、悪の組織も、案外いいかも。。。」

ってなっちゃう映画です!

バレるか、バレないか?ドッキドキの名シーン!

個人的に、一番の名シーンここ!

映画 アンダーカバー

 

「セリフがないのに、気持ちが伝わる」シーンっていいですよね!。

 

「最近、妙な噂があってな・・・。どうやら潜入捜査官が紛れ込んでいるらしい。」

「なぁネイト、潜入捜査官ってのは、どうやって見つければいいんだ?」

 

バリバリ、怪しまれます。

 

「これから会場の下見に行く」と、

人気のない山中に連れて行かれるネイト。

後ろには、ライフルを持った男が一人。

 

「あ、あぁ・・・。いい場所だな・・・」

と、二人を背にし、じっと川を見つめるネイト。

映画 アンダーカバー ダニエル・ラグシス

不気味なBGM とともに、

 

ネイトの頭が、ずーっとアップされていく・・・。

 

そして、この表情。

映画 アンダーカバー ダニエル・ラグシス


セリフは全くないのですが、

 

気持ちが、ビシビシと表情から伝わってくる。

 

「俺はここで、後ろから撃たれて死ぬのか・・・。

潜入捜査官なんて、やめておけばよかった。

しかし、それと同時に、

「このピンチを、どうにかしてくぐり抜けないと!」

と、頭をフル回転させているようにも見える。

 

かつてハリーポッターを演じた、ダニエル・ラドクリフさんの名演技。

 

このシーン、最高にドキドキしました!

 

主人公だし、ここで死ぬわけないよな?と思いつつも、
後ろからいきなりドーンと撃たれてしまうことを連想させます。

日本人にはわかりにくい?白人主義の思想

ネイトは思想のシャワーを浴び続けることにより、
次第に白人至上主義に染まり始めます。

この作品中に出てくる、白人至上主義に関する演説、セリフ、映像の数々・・・

これらが、かなりガチなんですよね。

 

映画観ただけで、白人至上主義者になってしまう人いるのでは?

と思うくらい、「なぜ俺たちは黒人差別するのか」の説明がすごい。

 

この作品、実話を基にした映画なので、

主張の内容や、KKKの集会で流されるムービーは、改変されてないのかも。

 

一見、日本で言う「超リア充」な人が

デモやったり、

コソコソと集会したり、

もはやテロ起こそうとしていたり。。。

 

日本にいてはわからない、全く新しい感覚でした。

黒幕が意外な人!

潜入した目的は、「行方不明になった放射性物質のセシウム6缶を見つける」
だったのですが、その犯人が本当にびっくり。

 

ストーリー中盤から登場する人物なのですが、

「え!?マジでこの人!?」

って思いました。

 

黒幕がこの人だったことで、

黒人差別って、単純じゃないのだ

ということを、改めて認識させられました。

 

その人物のセリフ。これがまた良い。

「白人至上主義になるきっかけはなんだったのですか?」
というネイトに質問に対し、

「ケニアで3ヶ月エンジニアをした経験かな。
若かったから、世界を見たかった。

私はね・・・、ネイト。
白人でも黒人でも、好きに国を治めればいい、そう思っていた。

現地の人々を見るまでは・・・。

生活が・・・、動物以下だった・・・。

排泄物にまみれて、暮らしてた・・・。

異常だよ・・・。

文明を築けるのは、世界で白人だけだ。
君も見てくるといい。」

 

白人が治めるかどうかと、国の豊かさ関係ないと思うのですが。

いろいろ経験した上で、本気でそう考えている人もいるんですね。

 

あと、このセリフも良い。(同じ人物)

「生きてるといろいろと迷うことが多い。

そんな時は、音楽がいい。

たった一人の人間が、今私たちが味わったのと同じ感動を、大勢に分けあえる。」

 

セリフだけで、明らかに「上層階級の人の発する言葉」というのがわかりますよね。

 

そこらへんのチンピラじゃ、このセリフは出てこない。

 

煽られた大衆がデモ行動をするのはわかるのですが、

知識を持ち、富もあり、人格にも優れた人が白人至上主義に目覚めるというのは、興味深いですね。

実話がどうだったのかは不明ですが。

 

 

 

ラストシーンのこのセリフは、正直理解できませんでしたね〜。

いろんな議論があるけど、結局のところ、

人種差別を生む本質的な理由はひとつしかない

それは、「被害者意識です」

んん?どういうこと?

いまいちピンとこない。翻訳ミス?

 

今はまだわかりませんが、この答えは、これからわかっていくものかも知れませんね。

 

最後に

映画「アンダーカバー」は、アクション映画ではありませんでしたが、

白人至上主義、人種差別など、日本人にはわかりにくい感覚を得ることができます。

 

興味を持った方は、一度観てみてはいかがでしょうか?

 

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